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第42話 置かれたクラゲ

Penulis: 八月 猫
last update Tanggal publikasi: 2026-07-11 11:00:27

「もう少し、一人で選びたいんだと思う」

真琴はそう言った。

責める声ではなかった。

怒っているわけでもない。

ただ、自分の中にあるものを確かめるような言い方だった。

悠斗は、すぐには返事ができなかった。

今までも真琴は、一人で買い物へ行くことがあった。

本屋にも、スーパーにも、駅前のドラッグストアにも。

それなのに今の言葉は、いつもの「一人」とは違って聞こえた。

一人で選びたい。

その中に、自分を入れてほしくないという意味が少しだけ含まれている気がした。

そんなことを思うのは、考えすぎだろうか。

悠斗には分からなかった。

「……そっか」

よう
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